患者ら2500人が集会 |
アスベスト(石綿)新法の国会審議が大詰めを迎えた30日、アスベスト問題に取り組む市民団体や患者、遺族ら約2500人が参加した大規模な集会が東京・日比谷公会堂で開かれ、すべての被害者への公正な補償や総合対策を推進するための基本法を制定を求めた。
集会は「なくせアスベスト被害、国民決起集会」と題し、石綿対策全国連絡会議(東京)が主催。昨年10月、100万人を目標に始めた署名が176万人分に達したことが報告され、集会後、参加者が国会周辺をデモ行進した。同連絡会議の佐藤正明代表委員は「国、企業の責任を明確にし、法案を大幅に修正させよう」と訴えた。 |
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