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２月１日（水）日本経済新聞 米上院　アスベスト法案審議へ 基金設け訴訟リスク軽減 　米上院はアスベストを吸い込んだために健康を損なった被害者への補償基金を創設する法案について、２月６日から本会議での審議を開始する。法案はアスベストの製造会社や保険会社などの拠出で総額１４００億ドル（約１６兆円）の基金を設ける代わりに、企業側が被害者団体から訴えられるリスクを軽減することが主な内容だ。 　上院司法委員会のスペクター委員長が日程を公表した。司法委は昨年５月に法案を可決していたが、内容に被害者側、企業側双方から不満が出ていたことなどから本会議での審議に入れないままになっていた。 　スペクター委員長は法案修正にも応じる構えを示すとともに、本会議での早期可決に強い意欲を示した。

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