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アスベストは主に建築材料として使用されています。
耐熱性、不燃性、耐久性に優れており、また経済性にも優れています。
そのため日本中の多くの建物で使用されてきました。 |
アスベストの主原料である石綿は、空気中に放出されると長期間空中に浮遊します。
アスベストの使用された建物を使用する人間は、呼吸とともに石綿粉塵を吸い込んでしまうのです。
「静かな時限爆弾」の異名を持つアスベスト。
1万から10万分の1ミリという微細な粒子が人間の体内に入り込みます。
10年〜40年の長い潜伏期間を経て肺がん、中皮種といった病気を引き起こすのです。
アスベストが原因による死亡者は、今後も増加の一途を辿ると予測されています。
自身の、そして未来の子ども達のためにも、アスベスト対策は一刻の猶予もなりません。
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